『優』(ユウ)

ぽんにちは!お久しぶりです。

また微風邪をひいて同居人に「お前たまごっちかよ」と言われ続けている石川です。

 

「この調子で行くと明日くらいにはになってるんじゃない?」

ひどすぎます。生きてます。

最近知ったのですが、今のたまごっちは死なないらしいですね。せめて新たまごっちとして扱ってほしいと思う今日この頃です。

 

 

 

さて・・・死は生身で生きている限り誰にでも訪れるものです。

 

かつて、石川は『ユウ』という名前の犬を飼っていました。

子犬から飼っていたわけではなく、半年以上経ってたのではないでしょうか・・・小学生のころなのであまり覚えてませんが、とにかく凶暴なのです。

今でも噛まれた場所に大きい傷が残ってます。

 

優しく育ってくれるよう『優』という漢字をつけました。

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今でも定期入れに写真をいれて毎日一緒にいます。

赤いちゃんちゃんこが似合う犬でした。

 

石川が一人暮らしをして、新卒で働いて数年経った頃かな・・・

母から『ユウが亡くなったよ』と連絡がきました。

 

その瞬間、呼吸ができなくなり膝から崩れ落ちてしまいました。

この時だけは「何故、ユウを置いて遠い場所に一人で暮らしてたんだろう」という後悔だけがありました。

 

ユウの仏壇に手を合わせ、その時に家族みんなが言っていたことに耳を疑いました。

「前日、ユウが夢に出てきたよ」と全員が口をそろえて言うのです。

 

しかし、石川の夢には出てきませんでした。

 

ユウ。君を置いていったことを、悲しんでいたのだろう、寂しかっただろう、だから夢にさえ出てきてくれなかったのだろう。

そういう思いに支配されながらも、また日常に戻り仕事や勉学に励んでいました。

 

次第に、病気ひとつせず、眠るように天寿を全うしたのだからそれが石川にとっての唯一の救いだし夢に出てこなくたっていいと考えるようになり、勝手に抱いていた悲しみも時間の流れとともに薄れていきました。

 

そして、人生の節目でもあった不慮の事故に遭った日、ユウが夢に現れたのです。

凄く広い真っ白い空間でユウはのこのこ歩きながらこちらを見て笑っていました。

 

ただそれだけだったのですが、石川の夢にだけユウが現れなかった理由がなんとなく分かった気がします。

日々、忙しそうな石川の前に突然、夢であろうと君が現れたら多分驚いてたと思う。もしかして病気になったのか、死んじゃうのではないか、そのお知らせなのではないか、と。

ユウと石川は家族であり親友だったから、それくらい全部分かってたのではないかと。

 

お前は本当に優しい犬だ。ユウ。

 

ここで終わりたいところですが一つの奇跡がありまして、ぽん吉の誕生日とユウの誕生日が同じなのです。もちろん、それを狙ってぽん吉を譲り受けたわけではなく、あとから思い出して「そういえば・・・」と。

 

本当は誰よりも石川に対して優しかったユウが、一緒にいられなかった時間をもう一度埋めるために子犬となってまた石川のところへ来てくれたのではないか・・・と、ぽん吉を見つめる毎日。

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それは空想の世界の例え話であって、ぽん吉はぽん吉です。

もしかしたら、ユウの優しい魂をぽん吉はちょっと知っているかもしれないという程度の気持ちでしかありません。

石川は『ぽん吉』も『優(ユウ)』も大好きです。

 

 

ということでこの記事は200記事目となりました!

200という数字に隠された意味を知って、何を書こうか迷ったときにこの出来事が浮かんできたのでちょっぴり切ない話ではありますが読んでくれたみなさま、ありがとうございました!

 

それではまた!

 

※200に隠された意味は「信じる心」「問題だと誤解していたものが解決」することを意味するようです。こういうのに疎いため間違っていたらすみません。